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ケント クリステル
マッツ フレドリック

ケント(Kent Söderström)

41歳。20年間施設に入所した経験があります。1992年からグループホームに移り住みました。

クリステル(Crister Bergsten)

27歳。10年間施設に入所した経験があります。1986年からグループホームに移りました。彼は週に1回、演劇のクラブに通っています。

マッツ(Mats Tuner)

23歳。彼は施設の経験はなく、お母さんと一緒に住んでいます。15〜19歳の頃、高校の園芸課で勉強をしました。所長からは一般社会の仕事を薦められますが、マッツはここにいたいと言っています。

フレドリック(Fredric Johansson)

21歳。彼は施設の経験はなく、グループホームに住んでいます。

 

カアリィ(Karly Lindström)

55歳。14、5歳の頃お母さんが亡くなり、施設に32年間入所していました。1989年から現在のグループホームに移りました。彼女は「最初は何もできなかったけれど、今は自分で何でもできる」と話しています。仕事は6年前(1989年)から現在の「カフェ ヘーレネ(Café Härane)」という高齢者用サービスハウスの中のカフェテリアで月曜日から金曜日、朝8時半から午後3時まで働いています。

 

ケネット(Kenneth Andersson)

1944年生れ、51歳。3人の年下の兄弟がいます。両親は二人とも亡くなりました。今回の取材では、新聞社のカメラマンである弟さん(ペーテル)が彼のグループホームにこられ、お話を聞くことができました。

ペーテルさんは、お兄さんであるケネットと15年前の1981年に初めて会うことができました。彼は6歳からルンドの特別病院、精神病院、施設ヨハネスベルイなど、現在住んでいるグループホームに来るまでの42年間は施設の中にいました。1992年に閉鎖された施設ヨハネスベルイ

 

 

 






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